従来日本の住まいはまず外部構成で評価されてました。
それは、門構えであり、庭の広さであり、車庫の有無なのです。
あなたは『うだつ』があがってますか
もっとさかのぼると、家の屋根の一部に『うだつ』という特別な
形をした<瓦>を据える風習がありました。
この『うだつ』はそこに<住居>する家族の生活水準の高さを
象徴するものでした。
『うだつがあがらない』ということばの意味は、
<いつも上から押さえつけられて、よい境遇になれていない>事を
意味しています。
あなたは『うだつ』があがってますか!!
『住まいの間』について
日本の住まいには、<無用の間>という無限の広がりをもった部屋
がありました。
旧家ではいまでもこれが残っています。これはある種のムダです。
ところが、このムダが無限の広がりをもたらし、日本の住まいのよさ
になっているのです。
例えば、<床の間>というのは、いつもなにも使われていない場所ですが
この空間が非常に狭い空間であるにもかかわらず、<宇宙>を感じさせる
ような<文化>をもっているわけです。
また、例えば普段は使っていない部屋がかってはどこの家にもあって
たくさん人々が集まった時などは<ふすま>をはずして広く使うという
ような知恵がありました。
よく外国人が日本の<インテリア>が最高のものと絶唱するのは
この<無用の間>なのです。
ところが、この住まいの<間>という<日本の最高のインテリア>を
わすれてしまい、部屋という部屋は、人間と物に埋まってしまって
<住まいの間>はまったくなくなってきたことは悲しいことです。
<住まいの間>というのは、実はなにもない空間のことをいいます。
このなにもない空間が非常に重要なのです。
次回は<インテリア>の事を考えます。

















































